ベルトアラインメント(蛇行検知)スイッチ

バルク材が均等にコンベヤベルトの真ん中へ広がらないとき、ベルトのプーリやアイドラが汚れたとき、ベルトが均衡を欠いた動きをする原因となり、ベルトの破損や原料の落下につながります。

これを防ぐため、ベルトアラインメントスイッチはコンベヤベルトの両側に備え付けられます。このスイッチは、ベルトの並びを監視し、ゆがんだ場合に信号を発信します。これによりコンベヤシステムが停止することも、ベルトの蛇行を自動的に修正することも、あるいはこれらと同時に、表示や音による警報を発することもできます。 

ベルトアラインメントスイッチは、誠に特殊な開閉器と言えます。大きな原料がコンベヤで運ばれるという周囲環境のため、このスイッチは極めて頑丈な設計で、極端な温度での使用にも適しています。(粉じん)防爆の要求事項を満たさなくてはならないことも多々あります。

シュトイテのシリーズには、メタルハウジングのものや、高い保護等級(IP 6x)のものがあります。それぞれ、サイズやアンロック方法(レバー/押しボタン) 、温度範囲( -40℃から +100℃まで)などが異なります。