ロープスイッチと非常停止ロープスイッチ

2つのスイッチは、外観はよく似ていますが、根本的に異なる機能と目的を持っています。両者とも、ロープを引っ張ることで信号を起こします。ロープスイッチは、例えば、電動門扉の開閉などに使われます。一方、非常停止ロープスイッチは、引っ張ることで非常停止機能が作動するということで、安全性に関する条件を満たしています。

ロープスイッチ

ワイヤを1度引くと、例えば高速シートシャッターが開く、または、閉まる。これが手動で引っ張るロープスイッチの一般的なアプリケーションです。ラッチ機能付き、またはラッチ機能なしの種類もあります。ラッチ機能なしのロープスイッチは、起動時に、シングルパルスを発生させます。ラッチ機能付きのロープスイッチは、同じ操作を再びおこなうまでスイッチングインパルスを持続的に発生させます。

シュトイテは、一般的なオートメーションのための幅広い種類のロープスイッチを取り揃えています。さらに受信ユニットと無線で交信する遠隔操作のロープスイッチもあります。このようなスイッチの組み立て、取り付けは、最小限の作業で出来ます。欧米向けの製品で、信号を送るための電気エネルギーを、エネルギー採取(ロープが引っ張られる時に作られる運動エネルギーを小型化した電気力エネルギー発生器が変換すること)によって得るものがあります。

過酷環境分野では、IPクラスや防爆等級、スイッチのサイズ、温度範囲などの異なる様々な開閉器のシリーズを提供しています。過酷環境向け製品には、防爆型ワイヤレスロープスイッチもあります。

非常停止ロープスイッチ

”非常停止伸張ケーブル”は、非常停止ロープスイッチの機能が集約されています。長さ130メートルまでのロープのどの部分を引いても、非常停止機能が働きます。搬送とコンベアシステムに使用するアプリケーションや、木工作業や梱包産業など、広大な危険ゾーンがある工場でも利用することが出来ます。

シュトイテの非常停止ロープスイッチは、全て、EN ISO 13850 (機械類の安全性-非常停止-設計原則)に適合しています。これらの製品には、ロープが破損した場合でも非常停止機能が働くことを保証する、ロープ破損監視機能が備え付けられています。

一般的な工業で利用される非常停止ロープスイッチに加え、シュトイテの製品群には、過酷な周囲状況や爆発ゾーンなどに適したシリーズや、特別に鉱山業向けの”採鉱”ヴァージョンもあります。